■ 投資も副業も、ちょっとムリかも…と思ってるあなたへ
投資ってなんだか怖い。副業も時間ないし、向いてなさそう。
節約も続かんし、転職なんてもっと無理。
──そんなふうに思うこと、ぜんぜん悪くない。
「今のままでいけたらな」って思う気持ちも、すごくわかる。
でも、その“何もしない”という選択にも、静かに“現実”が追いついてくる。
今日はそんな話を、少しだけしてみたい。
■ 社会は、少しずつでも確実に変わってる
ここ数年、こんなこと思ったことない?
- 「あれ、前はこの値段で買えたのに」
- 「光熱費が上がってきた」
- 「気づいたら支出がじわじわ増えてる」
それ、インフレ=お金の価値が下がってるってことやねん。
■ たとえばこんな話
昔は500円あれば、ケーキを2人に1つずつ買ってあげられた。
でも今は、同じ500円じゃ1つしか買えない。
→ ケンカになるか、もう少し安いものを選ばなあかん。
「たかが500円」と思うかもしれんけど、
これが給料レベルで起きたら、笑いごとちゃうで?
■ 税金・社会保険の負担も確実に重くなってる
たとえば月収30万円の人でも、税金や社会保険料を引かれて手取りは26万円前後。
少子高齢化が進むと、医療や介護の負担が増えて、社会保険料もさらに増える。
→ 手取りが24万円台にまで減る未来も、現実的にありえる。
生活費もこれまで15万円で済んでたのに、
同じ暮らしをするには17万円以上必要になるようになってきた。
→ 自由に使えるお金が「4万円減」する感覚。
「同じだけ稼いでるのに、苦しくなってる」って現象がもう起きてる。
■ 年金って、自分の積立やと思ってない?
実はこれ、“世代間の仕送り制度”なんよ。
現役世代が、今の高齢者を支えてる仕組み。
▼ 自営業など(国民年金のみ)の場合
- 納付:月16,980円(2024年度)を40年間納める
- 受取:月68,000円前後(満額)
でも自分たちが同じ金額を納め続けても、
将来はこれより少ない額しか受け取れない可能性が高い。
▼ 会社員(厚生年金込み)の場合
- 納付:月収30万円なら
→ 本人負担で約27,000円(+会社が同額負担) - 受取:月13万〜15万円前後(国民年金+厚生年金)
でもこちらも、少子高齢化が進めば、
「もらえる額が減る」「受け取り開始が遅くなる」といった可能性は十分ある。
■ 「何もしない自由」もある。でもその先には…
もちろん、投資も副業も絶対じゃない。
節約も転職も、向き不向きがある。
でも「何もしない」という選択をしたなら、
それには“変わらない現実を受け入れる覚悟”が必要になる。
- 「お金ない」「将来不安」って言いながらも何もしないなら
→ その選択は、結果もそのまま受け入れる覚悟とセットや。
■ 一歩踏み出した人だけが、未来の選択肢を増やせる
ちょっと投資をかじってみた
少し副業に手を出してみた
格安SIMに変えて固定費を抑えた
──そんな小さな行動をした人は、気づいたら“選べる側”になっていく。
「やる人」が得をするんじゃない。
「やった人」が選べるようになっていく。
■ 副業=稼ぐためじゃなく、自由のための選択
副業っていうと、「ガツガツ稼ぐ人向け」ってイメージあるかもしれんけど、
実際は「自分の選択肢を広げたいからやってる」って人が多い。
- 会社に依存しすぎないで済む
- 好きな人と過ごす時間を増やせる
- スキルが身について、転職や独立の道も広がる
→ できることが増えれば、働き方も人生も選びやすくなる。
■ まとめ:どの選択にも、結果はついてくる
投資も、副業も、節約も。
やってもええし、やらなくてもいい。
でも、その選択には未来の“差”もついてくる。
何を選んでもええ。
でも「選ばなかったことの結果」も、受け入れる覚悟が要る。だからこそ──
何か一つでも、一歩踏み出してみてにゃ。
やってみたら意外と、できることって広がってくもんやから。