※いずれも2025年11月16日現在
日本フラッシュ(7820)は、戸建て住宅やマンションで使われる 室内ドア(建具) の製造・販売を行う専門メーカーです。
一般にはあまり知られていませんが、業界ではトップクラスのシェアを誇り、住宅業界を“内側から支える”縁の下の力持ち的な企業です。
■ どんな会社なのか?
日本フラッシュの主力は次の製品:
- 室内ドア(木製建具)
- 収納扉
- クローゼット設備
- 造作家具
それぞれ具体的に見ていきます・・・
① 室内ドア(木製建具)
日本フラッシュの中核事業で、住宅やマンション、ホテルなどの室内空間に使われる木製ドアを製造・販売しています。
- 用途
- 居室、寝室、トイレ、洗面所などの室内ドア
- 特徴
- 木質の温かみと高い意匠性
- 防音性・耐久性に配慮した構造
- バリアフリー対応や防火仕様にも対応
- 強み
- 国内トップクラスのシェア
- 大手住宅メーカー・デベロッパー向けの大量供給体制
👉 住宅の品質や快適性を左右する主力製品です。
② 収納扉
キッチンや洗面所、リビング収納などに使われる収納用の扉を手がけています。
- 用途
- システムキッチン収納
- 洗面化粧台
- 壁面収納・リビング収納
- 特徴
- 空間デザインに合わせた豊富な色柄・素材
- 開閉のしやすさや耐久性を重視
- 強み
- ドアとデザインを統一できる提案力
- 住宅設備メーカーとの連携
👉 住空間の統一感と機能性を高める製品分野です。
③ クローゼット設備
衣類や生活用品を効率よく収納するための設備を提供しています。
- 用途
- ウォークインクローゼット
- 押入れ・納戸
- 内容
- 折れ戸・引き戸
- 棚板、ハンガーパイプなど内部部材
- 特徴
- 収納力と使い勝手を両立
- 住戸の間取りや用途に応じたカスタマイズ対応
- 強み
- 建具メーカーならではの寸法対応力
👉 暮らしやすさを直接高める付加価値製品です。
④ 造作家具
建物の設計や空間に合わせて製作するオーダーメイド家具分野です。
- 用途
- ホテル・商業施設の備え付け家具
- マンションの造作収納
- オフィス・公共施設
- 特徴
- 空間に合わせた設計・製造
- 高いデザイン性と耐久性
- 役割
- 住宅以外への事業展開
- 高付加価値・高収益分野
👉 住宅以外の非住宅分野を支える成長事業となっています。
■ 安定した財務と高い収益性
日本フラッシュは財務体質が非常に強く、
自己資本比率は70%を超えることもある堅実経営。
また、住宅設備メーカーの中では利益率が高く、
営業利益率が10%を超える年度もあり “隠れた高収益企業” といえます。
配当利回りは 3~4%台 を維持することが多く、
「長期で持って安定して配当を受け取りたい投資家」に好まれます。
■ 今後の展望
✔ リフォーム市場の拡大(室内ドア交換需要は今後増える)
✔ マンション大規模修繕で建具更新の需要も増加
✔ 海外(特に中国・ASEAN)での住環境整備が拡大
住宅着工数が一時的に落ち込んでも、
“リフォーム”“海外需要” が成長を支える構造が強化されています。


