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【東京センチュリー】環境・航空機・・・多角化が進む“成長型リース会社

なぎはる編(投資・副業)
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       ※いずれも2025年11月16日現在


■ どんな会社なのか?

東京センチュリー(8439)は、リース業の枠を超えて 成長戦略重視の総合金融サービス会社 へと進化した存在です。

  • 企業向けの機械のリース
  • 自動車リース

こうした事業が中心ですが、東京センチュリーは一味違います。1つずつ説明します。

■ 航空機リース

航空会社に航空機を貸し出し、リース料を安定的に得るビジネスモデルで、世界各国の航空会社と取引があります。航空機は1機あたりの金額が非常に高く、航空会社が自前で全てを購入するのは大きな負担となります。そのため、リース需要は世界的に高く、長期契約が多いのが特徴です。コロナ禍では一時的に逆風を受けましたが、現在は航空需要の回復により事業環境は改善しています。安定した収益と国際分散が、この事業の強みです。

■ 環境・再エネビジネス

環境ビジネスは、東京センチュリーが将来の成長分野として力を入れている領域です。太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー設備を中心に、環境関連機器のリースや投資を行っています。企業が脱炭素や省エネに取り組む中、初期投資を抑えられるリースはニーズが高まっています。国や自治体の政策支援も追い風となり、安定的な収益が見込める分野です。環境対策と収益を両立できる点が、東京センチュリーの長期成長に貢献しています。

■ ICT・デジタル領域

ICT事業では、サーバーやネットワーク機器、業務用端末などのリース・ファイナンスを提供しています。企業のデジタル化が進む中、設備を「所有」ではなく「利用」するニーズが増えており、リースとの相性は非常に良好です。特にクラウド化やDX推進により、IT投資は景気に左右されにくい分野となっています。東京センチュリーは金融ノウハウを活かし、ICT投資を支援することで、安定したストック収益を積み上げています。今後も需要拡大が期待される事業です。

■ 海外展開

アジアを中心に事業を拡大し、成長基盤を強めています。

まさに“未来型のリース会社”と呼べる存在です。


■ 配当の魅力

配当利回りは 3〜4%台
業績は安定感があり、配当性向も適度で株主還元に積極的です。

航空機リース事業はコロナで厳しい時期もありましたが、
現在は回復が進んでおり、今後はより安定が期待できます。


■ 今後の展望

✔ 再生可能エネルギー投資が伸び続けている
✔ 海外航空需要の回復
✔ データセンター需要の拡大
✔ 中期的には“金融×環境”で成長

これらの分野は今後も需要が広がり続けるため、
長期目線で成長が見込める企業です。

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