※いずれも2025年11月16日現在
日本金銭機械(略称:JCM)は、文字通り 紙幣・硬貨計数機や自動精算機 を作るメーカーです。
銀行・コンビニ・スーパー・アミューズメント施設など、
“現金を扱うあらゆる場所”で使われている機械を手がけています。
キャッシュレス化が進む中でも、現金需要は根強く、
同社はその中で安定した売上を確保しています。
■ どんな会社なのか?
同社の主力製品は以下の通り:
- 紙幣識別機
- 自動入金機
- 自動釣銭機
- レジ精算機
- ATM関連機器
コンビニのレジ横でよく見かける自動釣銭機は、実は同社製であることが多いです。
さらに、近年は 海外への展開が急拡大。
特にアジアや北米での需要が大きく、売上の国際比率は高まっています。
■ 配当と財務は?
配当利回りは 3〜4%台 と魅力的。
過去には業績の波がある時期もありましたが、近年は安定化が進んでいます。
財務はとても健全で、現金保有も多い“手堅い優良企業”。
■ 今後の注目ポイント
✔ 無人レジ・セルフレジの普及 → 自動精算機の需要増
✔ 海外市場がさらに拡大
✔ 防犯対策・偽札識別需要の増加
キャッシュレスが進んでも“現金ゼロ”にはならず、
むしろ店舗の自動化ニーズが高まることで日本金銭機械の製品はより重要になります。
安定性・成長性・配当のバランスが良い、長期保有向きの優良株です。


