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超優秀!毎年お年玉の金額を上げる会社はどこ?

なぎはる編(投資・副業)
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「配当金を毎年少しずつ増やしてくれる会社」があれば、株主としてはめちゃくちゃ嬉しいです。今回は、日本株の中で増配を非常に長期間続けてきた「花王」を例に、「連続増配」とは何か、なぜ価値があるのかを解説します。

■ 花王の増配歴史

おそらく、ご存じだとは思いますが、花王がどのような事業をしているのかを簡単に説明します。花王株式会社は、1887年創業の日本を代表する日用品メーカーです。シャンプーや洗剤、スキンケア用品、紙おむつなど、私たちの生活に密着した製品を数多く展開しています。代表的なブランドには「アタック」「ビオレ」「メリーズ」などがあり、使用されている方も大野ではないでしょうか?まさに、日本人にとってはなくてはならない会社の1つであると言えます。

花王は、35期(35年間)連続で増配を続けてきた日本株として唯一に近い存在です。 例えば、2024年12月期は1株あたり152円の配当を実施し、35期連続増配を達成しています。
さらに、2025年12月期には154円を見込む(36期連続増配になる見込み)という報道もあります。

■ なぜ「連続増配」が良いのか?

連続増配というのは企業が何年も連続で配当金を引き上げていることです。では、なぜ、連続増配が良いのかを3つに分けて解説します。

株主還元姿勢の強さが見える:毎年配当を少しずつ増やすということは、会社が株主を大切にしており、安定した利益を出してきたというサイン。

将来の「安心の流れ」が作りやすい:配当が増えてきたという実績があると、「この会社なら今後も大丈夫かもしれない」という信頼感が生まれます。

株価の下支えになることもある:利益が減っても配当を出し続ける意志がある会社は、株主からの評価も高く、株価の極端な低下リスクがやや抑えられることがあります。

■ しかし注意点もある!!

確かに、何年も連続で配当金を増やしている企業は、経営が安定していて株主を大切にしている印象を受けます。しかし、**「過去に増配してきた」=「これからも増配する」とは限りません。

企業の利益は景気や為替、原材料価格などさまざまな要因で変動します。例えば業績が悪化すれば、これまで続けてきた増配をストップすることも珍しくありません。つまり、増配の歴史は信頼の証ではあるけれど、未来を保証するものではないのです。

さらに、人気の増配企業は株価が高くなりがちです。例えば「安定しているから」と多くの投資家が買い集めると、配当利回りが下がってしまうことも。


そのため、購入タイミングや株価の水準をしっかり見極めることが重要です。株の買い時については今後、詳しく取り上げる予定です。

増配企業は魅力的な存在ですが、「増配の実態」と「今の株価水準」を冷静に見ることが、長期で利益を積み重ねるためのコツと言えます。

■ まとめ

花王は、増配を長期間続けてきた非常に好例です。初心者の方が「どんな会社なら配当面で安心かな?」と考えるとき、このように実績・方針・ビジネスの安定性を持つ会社をモデルにすると良いでしょう。ただし、増配=将来も保証、ではないということを忘れずに。

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