この記事の要点(30秒チェック)
- お歳暮の総額は「単価×件数」。安くしたいなら単価より先に、送り先の件数を見直すほうが効く
- 早割は11月中旬までの設定が多い。同じ品でも1割前後の差が出ることがあるので、決めるのは早いほうが有利
- 送料が本体価格に含まれるか別かで、総額の見え方が変わる。比べるときは「送料込みの合計」でそろえる
- やめるときは黙って止めず、年賀状や電話で一言添えると角が立ちにくい。段階を踏むのが穏やかな方法
お歳暮は、金額そのものより「毎年なんとなく続いている」ことが負担になりやすい習慣です。去年と同じ相手に、去年と同じくらいの品を、去年と同じ時期に送る。考えずに済むぶんラクではあるのですが、件数が増えたまま減らないと、年末の出費として地味に効いてきます。この記事では、安く手配する方法と合わせて、件数そのものをどう考えるかまでを整理しました。

お歳暮って「何を送るか」より先に「誰に送るか」を見直すほうが、実は効くんだよ。
総額は「単価×件数」|先に見るのは件数のほう
お歳暮の総額を下げようとすると、多くの人はまず品物のランクを下げようとします。3,000円の品を2,500円にする、という方向です。しかしこのやり方は、1件あたり500円しか動きません。しかも受け取る側から見ると、去年より明らかに簡素になったことは伝わります。
一方、件数を1件減らせば、その品の金額がまるごと消えます。5件を4件にするほうが、5件のランクを1段下げるより金額が動くということです。しかも残った4件には、これまでどおりの品を送れます。だから見直しは、件数から入るほうが理にかなっています。
送り先リストの見直し方|3つに分けるだけ
| 区分 | 判断のめやす | 今年の扱い |
|---|---|---|
| 続ける | 今もやりとりがある/お世話になっている実感がある | そのまま送る |
| 形を変える | 年に一度この時期だけの付き合いになっている | 年賀状や電話に切り替える |
| 止める | 数年やりとりがない/先方も形式で返しているだけ | 段階を踏んで止める |
この3つに分けるとき、迷ったら「続ける」に入れて構いません。1年で全部を整理する必要はなく、毎年1件ずつ形を変えていくだけでも、数年で無理のない件数に落ち着きます。
止めると決めた相手には、その年の年賀状に一言添えるのが穏やかな方法とされています。何も言わずに止めると、先方が「何かあったのか」と気にすることがあるためです。喪中などの事情がある場合は、時期をずらして電話で伝えるほうが伝わりやすいこともあります。
早割をどう使うか|11月中旬までが目安
お歳暮の早割は、多くの店で11月から始まり、中旬から下旬にかけて締め切られます。割引率は品や店によって差がありますが、1割前後の設定を見かけます。5件送るなら、それだけで数千円の差になります。
早割を使うときに気をつけたいのが配送日の指定です。早く注文しても、届くのは12月の指定日でよい場合がほとんどですが、生鮮品は注文と同時に発送日が決まることがあります。相手の帰省や旅行と重なると受け取れないので、日持ちしないものを選ぶときは日程を確認しておくと安心です。

早割は「安くなる」だけじゃなくて、11月のうちに終わるのがいちばんの得。12月に持ち越さないの大事。
カタログ・店頭・ネットの使い分け
店頭は、実物を見られること、その場で相談できることが利点です。包装やのしの相談もしやすいので、目上の方への品や、初めて送る相手には向いています。ただし件数が多いと、住所を書く作業がそのまま手間になります。
カタログは、贈り先に選んでもらえるので好みを外しません。相手の家族構成や好みが分からない場合に向いています。一方で、価格帯が相手に伝わりやすいという性質もあります。
ネット注文は、送り先リストを保存できるのが最大の利点です。去年のリストを呼び出して、変更するところだけ直せば済むので、件数が多い家庭ほど時短になります。価格の比較もしやすく、早割の対象も見つけやすい傾向です。
比べるときは、送料込みの合計で並べるのを忘れないでください。本体が安くても送料が別だと逆転することがあります。同じ店から複数件送ると送料がまとまるサービスもあるので、そこも含めて計算すると実態に近づきます。
予算の決め方|先に総額、あとから単価
予算は「1件あたりいくら」から考えると、件数が増えたときに総額が膨らみます。順番を逆にして、先に総額を決めて、件数で割るほうが管理しやすくなります。年末の支出全体の中でお歳暮にいくら回せるかは、年末までの家計を逆算する手順で出しておくと決めやすくなります。
なお、相手によって金額に差をつけるのは自然なことです。全員を同額にそろえる必要はありません。ただし、同じ職場の複数の方に送る場合など、比べられる可能性がある相手はそろえておくほうが無難とされています。
ぐで子の場合(1件だけ形を変えた)
ぐで子の家は、お歳暮の送り先が7件まで増えていました。全部やめる勇気はなかったので、今年は1件だけ「年賀状に切り替える」と決めたそうです。選んだのは、10年以上会っておらず、毎年きっちり同額の品が返ってくる相手。年賀状に「本年よりご挨拶のみとさせていただきます」と添えたところ、先方からも同じ形の返事が来て、拍子抜けするほど穏やかに終わったとのこと。「向こうも同じことを思っていたのかもしれない」と話していました。
とく美の場合(早割で3割の時間を浮かせた)
とく美はもともと12月に入ってから慌てて手配するタイプでしたが、去年は人気の品が売り切れていて、代わりを探すのに半日かかったそうです。今年は11月の第2週に、去年のリストを呼び出して注文を済ませました。変更したのは2件の住所だけ。「かかった時間は30分。早割で数千円浮いたのも嬉しいけど、12月に1個やることが減ったほうが大きい」とのこと。注文の控えは、年賀状の宛名リストと同じ場所に保存しているそうです。
よくある質問
Q. お歳暮を送る時期はいつ頃ですか?
A. 地域によって差がありますが、12月上旬から20日前後までに届くように手配されることが多いようです。生鮮品は年末の在宅状況を考えて日程を決めると受け取ってもらいやすくなります。
Q. 早割はどのくらい安くなりますか?
A. 店や品によって差があり、一律には言えません。同じ品を早割ありとなしで比べてみて、差額が手間に見合うかで判断すると納得しやすくなります。
Q. のしの表書きはどう書けばいいですか?
A. 一般には「御歳暮」と書き、下に贈り主の名前を入れます。ネット注文でも指定できることがほとんどです。時期を過ぎた場合は表書きが変わることがあるので、店の案内をご確認ください。
Q. 喪中の相手に送ってもいいですか?
A. お歳暮はお祝いではなく感謝を伝えるものとされているため、送っても差し支えないという考え方が一般的です。ただし気になる場合は、時期をずらす、紅白の水引を避けるなどの配慮をする方もいます。
Q. 送り先リストはどう管理すると楽ですか?
A. 年賀状の宛名リストと同じ場所にまとめておくと、住所変更の反映が一度で済みます。整理のしかたは年賀状の文面と宛名リストを作る手順が参考になります。
Q. お返しは必要ですか?
A. お歳暮は本来お返しが不要とされていますが、お礼状や電話で受け取った旨を伝えるのが丁寧とされます。同額の品を返すと、やりとりが形式化しやすい面もあります。
Q. 予算の目安はどのくらいですか?
A. 相手との関係や地域の慣習によって幅があり、一律の金額は決まっていません。総額を先に決めて件数で割る方法なら、周りに合わせすぎずに済みます。
[PR]送り先が複数あるなら、まとめて比べてから決めたい方へ
お歳暮は件数が増えるほど、住所の入力と価格の比較に時間を取られます。楽天市場で「お歳暮 早割」「お歳暮 送料無料」のように検索すると、送料込みの合計と配送日の指定可否を並べて確認できます。※価格・早割の期限・在庫は変わることがあるため、注文前に各ページの最新情報をご確認ください。送り先リストを先に確定してから探すと、迷う時間が短くなります。
まとめ|今日からできる1アクション
お歳暮を安くする近道は、品のランクを下げることではなく、送り先の件数を見直すことです。続ける・形を変える・止めるの3つに分けて、今年は1件だけ形を変える。それだけでも数年後には無理のない件数になります。早割は11月中旬までが目安なので、決めるなら早いほうが有利です。
今日の1アクションは、去年の送り先を紙に書き出すこと。書き出すだけで、続いている理由が思い出せない相手が見えてきます。
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